2016年4月8日(金)

都営大江戸線、地下鉄7号線延伸で答申案 沿線自治体が期待、課題も

東西交通大宮ルートの新設や埼玉高速鉄道線、都営大江戸線の延伸を位置付けた交通政策審議会鉄道部会小委員会=7日、国土交通省

 国土交通省の交通政策審議会小委員会(委員長=家田仁・政策研究大学院大教授)は7日、東京圏での都市鉄道の在り方について会議を開き、答申案をまとめた。

 本県関係では埼玉高速鉄道線(SR)の地下鉄7号線や都市高速鉄道12号線(都営大江戸線)の延伸に加え、新たに東西交通大宮ルートの建設などが盛り込まれた。沿線自治体は「着実に進めたい」などと期待を示す一方で、採算性や事業費などに依然として課題を残している。

 答申案によると、東西交通大宮ルートは街づくりが進む大宮―さいたま新都心―浦和美園間のアクセス利便性の向上が狙いだ。県やさいたま市などで需要創出につながる沿線開発、交流人口の増加に向けた取り組みを進めた上で十分な事業計画の検討が求められる。

 また前回同様に沿線開発や混雑緩和、アクセス利便性向上を期待して地下鉄7号線の延伸のほか、都営大江戸線の光が丘から大泉学園町を経て新座、東所沢への延伸が盛り込まれた。

 光が丘から大泉学園町(東京都練馬区)までの延伸はほぼ内定しているが、そこから新座市と東京都清瀬市を経て、所沢市のJR武蔵野線東所沢駅に直結するとした。前回は「東所沢方面」としていた。

 答申案は東京圏の鉄道整備を16年ぶりに見直した内容で、2030年度を念頭に置いている。

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