2016年3月28日(月)

ピンキッシュ、加須でラストライブ 13年半の活動に節目「またね」

ラストライブで23曲を歌い上げ、ファンに感謝の気持ちを伝える(左から)湯本葵さん、中里春菜さん、西浦真央さん=27日午後、加須市旗井のアスタホール

 加須市(旧大利根町)出身のご当地アイドル「Pinkish(ピンキッシュ)」が13年半続けた活動に一つの節目をつけた。27日、同市旗井の「アスタホール」で行われた単独ホール公演を最後に、活動休止に入る。会場には約270人が詰め掛け、Pinkishの姿を見届けた。リーダーの中里春菜さん(24)は「人生の半分をPinkishとして生活してきた。たくさんの応援ありがとうございました」と声を届けた。

 2002年9月、1期生のオーディションを実施したグループ発祥の地・アスタホールで開かれたラストライブ。満員の会場で、同町出身の音楽家下總皖一作曲の童謡「たなばたさま」「野菊」を現代風にアレンジした楽曲やオリジナル曲の「とびだせ!青春」など23曲を熱唱した。

 公演終了後にはメンバーに一言声を掛けようとするファンで長蛇の列ができた。地域活性化に一役買おうと、加須市内や県内のイベントなどでいつも元気な姿を見せてきたPinkish。今まで当たり前にいた存在が活動休止にかじを切り、寂しそうな表情を浮かべるファンもいた。

 ただ、アンコールで披露した新曲「一期一会」の一節に「♪『またね』 手を振るけれど 色褪(あ)せない」とあった。この日が一つの転機ではあるが、終止符ではない。西浦真央さん(23)は「今後はいろいろなことに挑戦したい」と話し、湯本葵さん(22)も「新たなことに挑戦して、またPinkishをどこかで再開できたらという気持ちはある」と語った。

 活動休止を機会に所属事務所「ZERO―9」の石川茂樹社長(55)は「3人があらゆるものに挑戦して、さらに人間を磨いてほしい」と願う。時期は未定だが、メンバー3人という枠にとどまらず、OGを含めた柔軟な形態での新展開も今後の可能性の一つにあるという。

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