2016年2月23日(火)

夢追い続け声優に 秩父出身の金澤さん、アニメの主役を初担当

メーンキャラに初挑戦の金澤まいさん。アルバイトで巫女を務めたり、柔道は初段の腕前と意外な一面も=秩父市

 秩父市出身の声優、金澤まいさん(23)は、4月から放映予定のテレビアニメ「三者三葉」で、初めてメーンキャラクターの声を演じる。3人の女子高校生が登場するアニメで、そのうちの小田切双葉役を担当する。

 金澤さんは小学4年生の時、母親の由美子さん(54)に勧められて子役の事務所に入った。その後、声優のイベントを見て「声優になりたい」と強く思った。小学校卒業後はタレント活動から離れていたが、秩父高校に進学して放送部に所属。声優の養成所にも通うようになった。

 大学進学も考えたが、父親の保孝さん(61)が「好きなことがあるのは素晴らしい。やりたいことをやりなさい」と背中を押してくれた。声優を目指し、都内の専門学校タレント学科で2年間学び、昨年春からはタレント事務所に所属。居酒屋などでアルバイトもしながら、夢を追い続けてきた。

 これまでも単発で声優の仕事などを経験してきたが、メーンキャラクターを演じるのは今回が初めて。金澤さんは「父や母が見守ってくれたから、自由に夢に向かって頑張れた。テレビから(自分の)声が聞こえてくることで親孝行ができてうれしい」と笑顔で語る。

 秩父が舞台のアニメ「あの花」や「ここさけ」のおかげで、知らない人にも出身地の秩父のことがすぐ分かってもらえるという。「また地元が舞台のアニメがあればぜひ出演したい。ナレーションや映画の吹き替えなど、いろいろな仕事をやってみたい」と意欲的に話した。

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