2016年2月21日(日)

高校生におススメ 高校司書イチオシ本のフェア、県内の書店で始まる

高校生らにアピールしている「イチオシ本2015」のコーナー=春日部市南の「リブロララガーデン春日部店」

 県内の高校図書館司書が選んだ「イチオシ本2015」ブックフェアが20日、県内の大手書店などで始まった。「高校生らにぜひ、読んでほしい」とおススメする本を紹介するもので、第1位は住野よるさんの「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」が選ばれた。

 この企画は今回で6回目。2014年11月から15年10月に発行された本が対象。約100人の高校司書が投票し、157タイトルの中からベスト10を決定した。「君の―」は「自分のありのままで付き合っていくという心地よさを感じる胸キュン物語」「余命1年ながら『生きることは人と関わること』と、明るく振る舞う主人公が切ない」と投票者たちの感想。

 住野さんは「特に高校生に読んでほしくて書いた。つまんないことや悩ましいことがいろいろあっても、面白い本があったら少しマシになるような気がしていた」とコメントしている。

 県内の大手書店などでは「イチオシ本2015」のコーナーを設け、約1カ月間にわたってフェアを行う予定。リブロララガーデン春日部店の慶田雅子店長は「本屋が選ぶ本とラインナップが違う」と話している。また、県内の54書店と約70カ所の公共図書館ではパンフレットを配布している。

【高校図書館司書が選んだイチオシ本ベスト10】

(1)「君の膵臓をたべたい」(住野よる著/双葉社、1400円)
(2)「ヒトリコ」(額賀澪著/小学館、1200円)
(3)「羊と鋼の森」(宮下奈都著/文芸春秋、1500円)
(4)「朝が来る」(辻村深月著/文芸春秋、1500円)
(5)「火花」(又吉直樹著/文芸春秋、1200円)
(6)「だれもが知ってる小さな国」(有川浩・作、村上勉・絵/講談社、1400円)
(7)「中野のお父さん」(北村薫著/文芸春秋、1400円)
(8)「世界の果てのこどもたち」(中脇初枝著/講談社、1600円)
(8)「Masato」(岩城けい著/集英社、1200円)
(8)「渋谷ギャル店員ひとりではじめたアフリカボランティア」(栗山さやか著/金の星社、1300円)

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