2016年2月6日(土)

私立高の学費「家計圧迫」9割、保護者が回答 県に補助金増額を要請

 私立高校の学費が家計にかかる負担を重いと感じている保護者が9割に上ることが5日、私学の教職員や保護者でつくる「埼玉私学助成をすすめる会」のアンケートで分かった。「公立との格差が大き過ぎる」とする声も多く、同会は県の私学に対する運営補助金の増額を求めている。

 アンケートは昨年10月、同会支部のある私立高校12校を対象に実施。本年度の新入生の保護者のうち、無作為に抽出した927人に郵送などで依頼し、450人から回答を得た(回収率48・5%)。

 同会によると「学費の公私格差」について保護者の95・5%が「大きい」と回答。2015年度の保護者の平均年収は約645万円で「学費が家計を圧迫している」との回答が91・1%を占めた。

 また、私立高校の運営に対する県の補助費は全国最下位で、生徒1人当たり28万5829円(全国平均32万939円)であることについては「あまりにも少ない」「やや少ない」が88%だった。

 アンケート結果を踏まえ、同会は1月29日、県の私学への運営費補助金を増額するよう県に要請。県からは「前向きに検討する」との回答があったという。

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