21日午後6時40分ごろ、川越市稲荷町の東武東上線の線路内で、市内に住む県立高校1年の男子生徒(16)が、新木場発川越市行き下り普通列車(10両編成)にはねられ、死亡した。乗客らにけがはなかった。
川越署によると、現場は新河岸駅から約890メートル手前、近くの踏切から約300メートル。運転士が線路内に横たわっている人を発見、急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。同署は自殺の可能性が高いとみて調べている。
東武鉄道によると、電車は午後8時10分ごろに運転を再開。上下54本が運休、乗客約3万1千人に影響が出た。