2015年12月27日(日)

らき☆すたファンが“痛絵馬”取り外し 久喜の鷲宮神社でお焚き上げ

古くなった絵馬を取り外すファンたち

 久喜市の鷲宮神社で、奉納された絵馬のお焚(た)き上げが行われた。アニメ「らき☆すた」の舞台としても有名な同神社の絵馬掛け所には、願い事をつづった絵馬に混じって、ファンが奉納する“痛絵馬”(アニメキャラなどが描かれた絵馬)が数多く奉納され、参拝客を楽しませている。この絵馬を新しい物を残して取り外し、お焚き上げする作業を、訪れたらき☆すたファンが手伝った。

 アニメ放送翌年の2008年に始まったファンのボランティアは、今はすっかり年末の恒例行事。午前10時に集合したファン8人は、硬く絡まり合ったひもをはさみで解いて手慣れた様子で絵馬を取り外し、積もっていたほこりをほうきで掃き清めた。

 この日お焚き上げされた絵馬は、痛絵馬474枚を含む合計1556枚。年が明けると多くの絵馬が奉納されるため、絵馬掛け裏の御神木がはっきり見えるお焚き上げ直後の光景は貴重だ。

 鷲宮神社に定期的に痛絵馬を奉納している加須市の小倉亮さん(30)は「いざ絵馬掛け所がきれいになってしまうと少々寂しさも感じますが、『また新たな気持ちで新年を迎えよう』と、身が引き締まりますね」と、新年を待つ絵馬掛け所を前に背筋を伸ばしていた。

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