2015年11月7日(土)

通信販売サイト「安売り」誇張の宣伝に注意 県が呼び掛け

 「通常価格」「メーカー希望小売価格」「期間限定キャンペーン」などの言葉に注意―。インターネット通信販売サイト(通販サイト)で不当に「安売り」を誇張する宣伝文句が目立つとして、県はホームページなどで注意を呼び掛けている。

 県は9月に健康食品のネット通販を行う8事業者に、消費者が誤認する恐れのある不当な価格表示があったとして、景品表示法に基づき文書注意(改善指導)を行った。

 県消費生活課によると、文書注意の対象になった表示の具体例として「通常価格2万1千円が42%オフの1万2千円」「希望小売価格1万2千円が2980円」「キャンペーン終了まで3日14時間44分42秒」「今なら最大2万2700円お得」などを挙げている。同課は「過去に通常価格で販売した実績がなく、メーカーが希望小売価格を設定していない可能性がある。キャンペーンも実際には期間の限定がなく、継続して実施されている可能性がある」としている。

 通販サイトは安さを強調する価格表示が店舗販売の広告などに比べて過度になりがちという。同課は通販サイトを利用する際の注意点をまとめ、県のホームページで公開。「大手の通販サイトなど、ほかのサイトで同種商品の販売価格を確認したり、少し期間を置いて購入を検討してほしい」としている。県消費生活支援センターによると、インターネット通販の相談件数は昨年度が1万2486件、本年度は10月26日時点で6521件。特に健康食品のネット通販に関する相談件数は昨年度が114件で、本年度は現時点で既に昨年度を上回る121件に上っているという。

購読申し込み 携帯サイト