2015年11月6日(金)

埼玉文学賞、さいたまで授賞式 正賞準賞5人の受賞祝う

「彩の国・埼玉りそな銀行第46回埼玉文学賞」4部門の受賞者。右から小説部門正賞の岡田香緒里さん、詩部門正賞の上野典子さん、短歌部門正賞の加藤健司さん、俳句部門準賞の浅野都さん、時田幻椏さん=5日、午前、さいたま市中央区のラフレさいたま

 埼玉新聞社制定・埼玉りそな銀行特別協賛の「彩の国・埼玉りそな銀行第46回埼玉文学賞」の授賞式が5日、上田清司知事、池田一義埼玉りそな銀行社長ら来賓を招き、さいたま市中央区のラフレさいたまで開かれ、小説、詩、短歌部門の正賞3人と俳句部門の準賞2人を表彰した。

 表彰を受けたのは、小説部門が、さいたま市の岡田香緒里さん(52)の「散歩の途中」、詩部門が東京都西東京市の上野典子(みちこ)さん(39)の「緑の坂道」、短歌部門が鴻巣市の加藤健司さん(56)の「無色の鮮血」、俳句部門は、川口市の浅野都さん(72)の「夕焼け」、熊谷市の時田幻椏(げんあ)さん(67)の「椏苑にて」。

 授賞式で小川秀樹埼玉新聞社長は「受賞者の皆さまのさらなるご活躍を地元紙としてご祈念申し上げます」とあいさつした。

 池田社長は「文学賞に協賛している金融機関は他にはなく、大切にしていきたい。文学賞が、活字離れ世代へのメッセージになれば」と文学賞への期待を述べた。

 受賞者を代表して、岡田さんが「25年前の子育ての体験を基に書いた。子育ての環境は変わったが、母親は、25年前と同じようにつらく、孤独な子育てをしているのではないか。子育てには人と人の関わりが大切との思いを形にした。これからも、地に足を着けて書いていきたい」と抱負を述べた。

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