2015年7月19日(日)

宇都宮線130周年、臨時「記念号」にファン集う 県内3駅で式典

右手を上げ、出発の合図を送る鈴木駅長と中野市長(右)=蓮田市本町のJR蓮田駅

 JR宇都宮線の開業130周年を迎え、沿線の蓮田、久喜、栗橋の3駅で18日、記念セレモニーが行われ、旧客車を使用した臨時快速「宇都宮線開業130周年記念号」が運転された。

 宇都宮線(大宮〜宇都宮間)は1885(明治18)年の7月16日に開業。同年3月に高崎線の駅として既に開設された大宮駅のほかに、蓮田や久喜、栗橋、古河、小山、宇都宮などの駅が開設された。

 蓮田市の蓮田駅西口前の交通広場では、午前9時半に蓮田南小鼓笛隊の演奏で、記念セレモニーがスタート。鈴木富男駅長が「今年は上野東京ラインが開業し、湘南方面へ乗り換えなしで行けるようになり便利になりました。蓮田の上り始発も7分早くなりました」とあいさつした。

 中野和信市長は「扇の要である蓮田駅は、蓮田市の原点。駅を起点に発信したい」と述べ、鈴木駅長から一日駅長の委嘱状を手渡されて鏡開きをして祝った。

 大宮駅から出発したEF81型電気機関車がけん引する130周年記念号は午前10時17分に蓮田駅に入線。1924〜54年に製造された旧型客車5両を引っ張る列車を収めようと、上りホームにはカメラを手にした鉄道ファンらであふれた。鈴木駅長と中野市長が右手を上げて出発の合図を送ると、列車はゆっくりホームを後にし、宇都宮へ向かった。

 西口広場では、こども駅長制服撮影会やE5系ミニ新幹線の体験乗車なども行われた。

 久喜市内の久喜駅では田中暄二市長が、栗橋駅ではミスくりはしの斉藤優美さんが、それぞれ一日駅長を務めた。久喜駅今昔写真パネル展示や、栗橋東中学校のマーチング演奏などが行われた。

 「130周年記念号」は19日も運転され、DD51型ディーゼル機関車が、宇都宮から大宮まで旧型客車5両をけん引する。

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