2015年4月8日(水)

「ここだけ」の商品重視 ららぽーと富士見に出店のヤオコー

三井ショッピングパーク「ららぽーと富士見」1階にオープンする食品スーパー「ヤオコー」=6日、富士見市山室1丁目

 食品スーパーのヤオコー(川越市)は10日、富士見市にオープンする大型ショッピングセンター「ららぽーと富士見」に、これまでとは一味違った新しいタイプの店舗を出店する。6日の内覧会でお披露目した。デパート食品売り場のイメージも兼ね備え、「ここでしか味わえない」商品も販売、客層を若い女性にも広げる。

 「ららぽーと」は15万2千平方メートルの広大な敷地に、出店数は293という大型商業施設。ヤオコーは1階に出店し、売り場面積2756平方メートルを占め、年間の売り上げは40億円を見込んでいる。

 ヤオコーは「毎日のおいしい食事」「日常普段の食事」を提案する「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケット」を目指している。商圏は半径2、3キロ程度で、客層は主にひんぱんに訪れる主婦が中心。

 それに対し、新しい店は商圏が10キロと広く、主に20代の女性や女子高生などにも対象を広げた。周辺の既存店とは競合しない店づくりに努めた。魚や肉、野菜などで対面販売を強化するとともに、「ここにしかない(非日常)商品」や名物商品なども取りそろえた。時々訪れる客層にも期待する。

 会見した川野澄人社長は「既存店の延長ではなく、飛び越えたもの」とするとともに、「これだけ大きな商業施設に入るのは初めて。広域商圏型のモデルにしたい」と語った。これまでのコンセプトは変えないものの、新たな展開に意欲を見せた。

 ヤオコーは3月までに埼玉など首都圏で142店を展開しており、143店舗目。

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