2015年4月8日(水)

マラソン日本新で1億円 川内さん、市民ランナー支援基金つくる

川内優輝さん

 陸上競技の振興を図っている企業や団体などで組織している日本実業団陸上競技連合が、マラソンで日本新記録を出した選手に1億円の報奨金を出す方針を発表したことについて、上田清司知事は7日の定例会見で「刺激があっていい。ぜひ川内さんに取っていただきたい」と、日本記録の更新に向けてエールを送った。

 上田知事によると、県職員の川内優輝さんは日本新記録を出して1億円を贈られたら、市民ランナーや実業団に所属せずに自身と同じような環境で頑張っている選手を支援するため、基金をつくる構想を持っているという。上田知事は「なかなかいいと思う。その気(日本新記録を出す)でいるようだ」と期待を込めた。

 同連合は今年7月から2020年の東京五輪まで、国内外のレースを対象にして日本新記録を出した選手に報奨金を贈る。学生や市民ランナーなど実業団以外の選手が記録をマークしても報奨金を贈る方針で、公務員ランナーとして知られる川内さん(県立久喜高定時制職員)も対象となる。

 マラソン男子の日本記録は、02年に高岡寿成さん(現カネボウ監督)がマークした2時間6分16秒。川内さんの自己最高記録は、13年のソウル国際マラソンで記録した2時間8分14秒となっている。

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