2015年4月1日(水)

「桜環境センター」オープン 余熱利用の健康施設も

管理棟1階エントランス。4階に大浴場やトレーニングルーム、3階にはレストラン、大広間、娯楽室などを備えている

 さいたま市が桜区に建設を進めてきた一般廃棄物処理施設「桜環境センター」が完成し、4月1日にオープンする。熱回収施設からの余熱を利用した温浴施設や健康施設も併設し、市民らに開放する。

 同センターは、老朽化にともなって廃止されたクリーンセンター大崎第一工場、岩槻環境センターの更新施設。溶融物の資源化と熱エネルギーの回収を行う熱回収施設、燃えないごみなどを再資源化するリサイクルセンター、環境啓発や余熱体験施設などのある管理棟の3施設で構成されている。

 熱回収施設は市内から出された燃えるごみなどを燃焼・溶融して道路建設などに使う「スラグ」として再資源化。同時に発生した熱を高効率に回収し、発電や熱利用する。リサイクルセンターでは家庭から出る燃えないごみ、粗大ごみ、缶、びん、ペットボトル、食品包装プラスチックを有効に再資源化する。

 管理棟には露天風呂やサウナも備えた大浴場やウオーキングプール、トレーニングルーム、ゆっくりとくつろげる場としての畳の大広間やレストラン、娯楽室などがある。また、施設で修理したリサイクル家具などの販売コーナーや、環境について学ぶことのできる展示・体験コーナーも。

 施設は設計と建設、運営を民間に委託するDBO方式と呼ばれる形態で事業契約を締結。建設工事費は289億円、維持管理費は15年で272億円となっている。

 オープンに先立ち、3月27日には関係者の出席する落成式と内覧会があり、完成を祝したテープカットも行われた。

 施設は午前9時から利用開始。施設見学の受け付けも始まるほか、桜環境センターとJR武蔵浦和駅・西浦和駅、桜区役所を結ぶ無料送迎バスも運行される。

 問い合わせは、温浴施設など余熱体験施設が048・710・5344(午前9時〜午後9時)、環境啓発施設が048・839・6387、施設見学などごみ処理施設が048・710・6010。

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