2015年3月25日(水)

9条俳句掲載拒否 公民館だよりの編集方法など議論へ

 さいたま市教委が管轄する生涯学習総合センター館長の諮問機関、さいたま市公民館運営審議会(委員長・安藤聡彦埼玉大学教授)は24日、同市浦和区で定例会議を開き、三橋公民館(大宮区)で活動する句会の会員が詠んだ憲法9条擁護デモを題材にした俳句の公民館だより掲載が、公民館に拒否された問題などを議論した。1月の定例会議で出た意見をまとめた中間報告書が、2月25日に同センター館長に提出されたことを報告。今後は、公民館だよりの編集方法などについて意見交換を行う方針が示された。

 安藤委員長は事務局に対し、「中間報告書の内容を(稲葉康久)教育長に会ってお伝えしたいが、まだ実現できていない。句会の作者は『このままでは、死んでも死に切れない』と言っていた。その点も踏まえて、ぜひ面会をお願いしたい」と要望。事務局側は「(23日の)教育長定例記者会見では、教育長もできるだけ早く安藤委員長と会いたいと発言している。日程を調整したい」と約束した。

 男性委員の1人は、問題の解決に向けた話し合いが進んでいない状況を、「(市教委は)取り合わなければ、そのうち声が小さくなると思っているのではないか」と批判。安藤委員長は次回5月以降の定例会議について、「公民館だよりをどのように編集していくことが求められるのか、踏み込んだ議論が必要だ」との意向を明らかにした。

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