2015年3月22日(日)

大宮駅開業130年祝う 鉄道の街、さらに発展を

記念モニュメントを除幕した清水勇人市長(中央右)ら関係者=21日、さいたま市大宮区の大宮駅

 大宮駅開業130年を記念して、さいたま市大宮区の大宮駅と周辺で21日、節目を祝福するイベントが開かれた。大宮駅は1885(明治18)年3月16日に誕生。既に運行を開始していた上野―前橋間の第1区線(現在の高崎線)から、東北方面へと延びる第2区線(現在の東北本線)の分岐駅として、当時の日本鉄道会社(のちに国有化、現JR東日本)が設置した。

 JR東日本大宮支社とさいたま市が主催したイベントは、記念式典で幕を開けた。JR大宮駅の筑波伸夫駅長は、駅の開業が白井助七ら地元有力者の熱心な誘致活動もあって実現したことに触れ、「先人たちの熱い志を引き継がなければいけない。『チーム大宮』で、一丸となっていきましょう」とあいさつ。一日駅長を務めたさいたま市の清水勇人市長は「14日には北陸新幹線と上野東京ラインが開業し、市が大きく発展するチャンスを頂いた。鉄道の街を大いにPRし、鉄道事業者と連携して街づくりを進めたい」と述べた。

 イベントは地元商店街なども加わり、さまざまな企画が行われた。大宮区内の小学校9校の児童と保護者計約400人を招待した「ミステリー体験列車」も運行。参加者たちは、普段は見られない東大宮操車場と大宮操車場を特別電車に乗って見学した。小学4年生工藤知織さん(10)は「車両の洗浄機にはびっくり。いつもきれいな電車はこうやって掃除されていたんだ」と感心した。父親で会社員の威人さん(44)は「大宮駅はとても便利。歴史ある駅がさらに大きく発展してほしい」と期待した。

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