2015年2月10日(火)

ローザンヌバレエ3位伊藤充さん、県内教室で鍛錬 恩師らコメント

 ローザンヌ国際バレエコンクールで3位入賞を果たした伊藤充さん(18)は、主にさいたま市内のバレエ学校で鍛錬を続けてきた。2013年9月にポルトガルへ留学するまで指導に当たった「アクリ・堀本バレエアカデミー」(同市大宮区)のマシモ・アクリさんは「レッスンを頑張って続けた結果だと思う」と喜んだ。

 伊藤さんが同アカデミーに移ったのは、小学校6年生の終わりごろだという。妻の堀本美和さんとともにアカデミーを運営するイタリア人のアクリさんは「プロを目指すと決めてからは厳しく教えたが、諦めずに取り組む生徒だった」と振り返る。

 小学校4年生から6年生の途中までは、「腰塚なつ子バレエアトリエ」に所属。当初は北本スタジオ(鴻巣市)に通い、5年生からは大宮スタジオ(さいたま市大宮区)でレッスンを受けた。同アトリエ代表の腰塚なつ子さんは「おっとりしていて、どちらかといえば不器用な子。でも、身長は大きかったので海外で通用するダンサーになってくれればいいと期待していた。本人も努力したのでしょう」とたたえた。

 留学は今年夏までの2年間の予定だが、リスボンのバレエ学校が休みの期間には、アクリさん夫妻のアカデミーで指導を受けている。同コンクールへの出場が決まっていた昨年末から年明けにかけてのクリスマス休暇にも、帰国中の伊藤さんはスタジオを訪れて汗を流したという。

 アクリさんは「関節が柔らかく、しなやかな踊りができるのが彼の良さ。これからが本当のスタートだ」とエールを送る。腰塚さんも「将来は、私たちの公演にゲスト出演してほしい。楽しみですね」と、教え子の凱旋(がいせん)を心待ちにしていた。

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