2015年1月19日(月)

宮崎駿監督ら所沢・淵の森で下草刈り 地域の自然「守りたい」

作業の合間に参加者たちと談笑する宮崎駿監督(右端)

 所沢市上安松と東京都東村山市の境にある「淵の森」で、早春の下草刈りが18日午前、行われた。森を守る会の会長を務める宮崎駿監督らがトトロの生まれた森の保全に汗を流した。

 淵の森は柳瀬川に沿った雑木林。宮崎監督の散策スポットで、映画「となりのトトロ」などの構想を練った。1996年に宅地開発されそうになったのを、宮崎監督らの寄付や募金活動で公有地化し、会員やボランティアが手入れをしている。

 下草刈りには若者を中心に約250人が集まった。参加者たちは持参した軍手をして鎌を手に作業を開始。落ち葉はそのままにし、折れた枝や伸びた草などを刈り取って、1カ所に集めた。

 米国やフランスの20代の男女2人も参加し、「宮崎さんに会えてうれしい。自然を愛する宮崎さんの気持ちが分かった」と話した。

 参加者たちは作業が一段落すると、宮崎監督と記念写真を撮ったり、甘酒で暖を取った。

 宮崎監督は「森はすっかりきれいになり、感謝しています。ここには貴重な植物や鳥がおり、大事に守っていきたい」と話していた。

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