田部井良・社長

【PR】住み続けられるまちづくりで地域発展に貢献−毎日興業

田部井良社長
田部井良社長

 建物や施設の管理・運営を行う毎日興業(さいたま市大宮区)は、CSR(企業の社会的責任)活動や地域の奉仕活動に熱心な企業として知られるが、昨年SDGs(持続可能な開発目標)宣言を行い、本格始動。SDGsのテーマを掲げ、従業員への啓もうも欠かさず、持続可能なまちづくりに向けた取り組みを精力的に進めている。田部井良社長とSDGs推進担当の島田優里さんにお話を聞いた。

 ーSDGsのテーマとはどういうものですか。

 田部井 「創業者の考えを言語化した企業理念には仕事の内容が触れられていなかったため、事業について深掘りしました。ある本に『建物はまちを構成する要素』とあり、事業の必要性や原点を知ることができました。住む人の今だけでなく、事業活動を通じて子どもたちの笑顔を生む未来やいつまでも住み続けられるまちづくりを実現していきたいと思い、『建物管理を通じて未来永劫に住み続けられるまちづくりを』と定めました」

 ー具体的にどんな取り組みを行っていますか。

 田部井 「インフラとなる電気や上下水道が安心して使える状態を365日24時間維持しています。有事には住む人の安心、安全に向けて総合力で対応し、早期復旧を実現させます。環境負荷低減の面では、大規模施設では省エネ法によるエネルギー使用量の計測や、中小ビルでは省エネの設備機器への切り替えなども実施。ライフサイクルコストという視点で、建物の長寿命化やランニングコスト低減も進めています」

 島田 「県と協定を結び、国道や県道の不具合を発見した時に管轄の整備事務所に通報する『埼玉県ロードレポーター制度』にも参加しています」

 ーノーマライゼーションにも早くから取り組んでいます。

 田部井 「05年のスペシャルオリンピックス長野大会の聖火リレーに創業者が携わったことをきっかけに、大宮アルディージャの試合で『手話応援』を始めました。今では手話応援はただのイベントではなく、スタジアム運営に関わる全てのスタッフが障害者の立場や視点で自らの役割を考えるきっかけになっているといわれています。本当の意味でのノーマライゼーションが実現されてきています」

 「取り組みたい課題もあります。ろうあの方にとって公共施設はまだ利用しやすい環境でなく、災害などで避難所になった時に情報提供が遅れる現状があります。こうした現状の改善は建物管理をする私たちに課せられた責務であると考えています」

 ー従業員は多様で、SDGsへの意識も高いようですね。

 島田 「パート従業員の平均年齢は68歳で、6割が女性。シニアの力が不可欠です。65歳以上の労働災害撲滅も進めています。外国人や障害者も活躍しています。『All Together(みんな一緒に)』を合言葉に、違いに関係なく働ける環境を推進しています」

「従業員の理解が重要と考え、毎月発行の社内報にSDGs周知の内容も加えました。指定管理施設内にあるテニスコートの劣化した人工芝がプラごみになるのではとパートさんが気づき、回収活動につながりました。SDGsの意識が根付き始めていると感じています」

 ー30年の目標達成をどう見据えていますか。

 田部井 「建物、お客さま、まちの視点から安心・安全・快適について幸せを描きながら目標達成を追い求めていく社風を作り、地域とのネットワークを生かして、社会や地域課題にも事業を通じて取り組んでいきたいと思います」

インタビューの詳細はこちら(YouTube)

(提供:毎日興業)

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