次の世代に何を託すのか考えながら撮った 「仮面ライダーカブト20th 天を継ぐもの」の石田秀範監督
人気特撮番組の放送20周年記念となる映画「仮面ライダーカブト20th 天を継ぐもの」が11月6日公開。石田秀範監督は「役も俳優も年を重ねて、人間的な成長を感じる作品になった。彼らが次の世代とどう向き合い、何を託すのか考えながら撮りました」と万感の思いを込めて語る。
2006~07年に放送された「仮面ライダーカブト」。人類を脅かす宇宙生命体ワームに対抗するため、仮面ライダーに変身した天道総司(水嶋ヒロ)らの戦いを描き、人気を集めた。石田監督は「僕らも含めてみんなが若くて、熱い現場だった」と当時を振り返る。
映画は最後の戦いから20年後の設定。テレビシリーズに出演した佐藤祐基、徳山秀典、加藤和樹らが同じ役で登場する。「20年前は厳しく演技指導することもあったけど、今回は彼らのプランを全面的に信頼することにした。3人とも怒られなくて拍子抜けしたんじゃないか」とほほ笑む。
物語は、佐藤演じる加賀美新と高校生の息子、結(荒木飛羽)の親子関係を軸に展開する。2人の姿から「現代にふさわしい継承の在り方が見えてきた」という。
今の若い世代は「親の思いをそのまま受け継ぐのではなく、自分で納得したものを取り入れたいと考える傾向がある」と分析。バトンを渡す側として「伝えるべきことは伝えつつ、それをどう消化するかは若い人に委ねるのが大事だと思います」と理解を示した。











