埼玉新聞

 

ロシア当局、北海道新聞記者拘束 サハリンで「スパイ容疑」

  •  13日、ロシア極東サハリン州で、北海道新聞の記者の拘束に向かう連邦保安局の当局者(同局提供・タス=共同)

     13日、ロシア極東サハリン州で、北海道新聞の記者の拘束に向かう連邦保安局の当局者(同局提供・タス=共同)

  •  北海道・札幌、ロシア・サハリン州ユジノサハリンスク

     北海道・札幌、ロシア・サハリン州ユジノサハリンスク

  •  13日、ロシア極東サハリン州で、北海道新聞の記者の拘束に向かう連邦保安局の当局者(同局提供・タス=共同)
  •  北海道・札幌、ロシア・サハリン州ユジノサハリンスク

 【モスクワ共同】ロシア連邦保安局(FSB)は13日、極東サハリン州で北海道新聞ユジノサハリンスク支局の男性記者をスパイ容疑で拘束したと発表した。ロシアの防衛能力に関する情報を収集したと主張し、記者を首都モスクワに移送し逮捕。モスクワの裁判所は2カ月の勾留を認めた。タス通信などが報じた。

 スパイ罪は法定刑が懲役10~20年の重罪。FSBが主張する「スパイ容疑」は取材の範囲内だった可能性があるが、ロシア当局が国外追放といった措置でなく、勾留を決めたことから、拘束が長期化する懸念がある。FSBは記者の拘束時や支局を捜索する際の映像も公開した。

 ロシア外務省によると、記者は13日に拘束された。FSBは、記者が日本の情報機関の指示でクリール諸島(千島列島と北方領土)からウクライナへの「特別軍事作戦」に動員された兵士や志願兵の人数に関する情報を収集し、伝達しようとしていたと指摘した。

 北海道新聞は現在、日本メディアで唯一、日本人記者をサハリンに常駐させている。

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