埼玉新聞

 

名言の数々に救われる、原作比較も楽しい映画「汝、星のごとく」【うるおうリコメンド】※動画連動

  • (C)2026「汝、星のごとく」製作委員会 (C)凪良ゆう/講談社

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  • (C)2026「汝、星のごとく」製作委員会 (C)凪良ゆう/講談社
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 映画「汝、星のごとく」(藤井道人監督)には、「こんな大人に出会いたかった」という人物が2人も登場する。思わずメモを取りたくなる言葉を高校生に、いや、それから15年間にわたってかけ続けてくれる。

 瀬戸内の島。今日起きたことが明日には島中のうわさになる狭い社会だ。京都から転校してきた櫂(横浜流星)と、島育ちの暁海(広瀬すず)は、ともに親が男依存や不倫・心の病で、面倒を見なければいけない日々を送っている。

 2人は互いの支えとなり、恋に落ちるが、櫂はプロの漫画原作者を目指し上京、暁海は家族のために島を出られず、年に一度、お盆にしか会えなくなってしまう。売れて成功していく櫂と、何もつかめないままの暁海。

 そんな暁海に寄り添うのが、高校の化学教師・北原(長谷川博己)と、刺しゅう作家・瞳子(石田ゆり子)だ。2人は奇麗事は言わない。世間体に興味はない。暁海が自分軸で生きていけるように、時にきっぱりと道を照らし、時にそっと背中を押してくれる。

 原作は、凪良ゆうの本屋大賞に輝いた同名小説。原作未読の方は、映画を見たらさらに名言を浴びたくて、小説を読みたくなるだろう。原作既読の方も、あの人物たちが生身の人間として、どんなトーンで言葉を発するのか、目撃する楽しみがある。

 櫂と協働する漫画家役・松村北斗、櫂の母役・尾野真千子、暁海の母役・木村佳乃らの貢献も大きい。

 名言の数々を紹介し、櫂と暁海の関係変化を原作と比較しながら、じっくりと味わうレビュー動画を、YouTube「うるおうリコメンド」(うるりこ)で公開しています。映画とあわせてお楽しみください。(共同通信)

▼レビュー動画URL

https://youtu.be/upttCBVcNjM

▼映画「汝、星のごとく」2026年10月9日(金)全国公開

・出演:横浜流星 広瀬すず

    松村北斗 中村アン 濱田岳/尾野真千子 木村佳乃

    石田ゆり子 長谷川博己

・原作:凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社文庫) 

・監督:藤井道人

・脚本:安達奈緒子

・音楽:大間々昂

・配給:東宝

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