死刑失敗「怒りと混乱」 米の女性、病院で意識回復
2026/10/08/06:59
【ニューヨーク共同】米メディアによると、南部テネシー州で薬物注射による死刑執行が失敗した女性、クリスタ・パイク死刑囚(50)が、病院で意識を回復した後に発した最初の言葉は「ここはどこ」「あなたは誰」だった。弁護士が7日明らかにした。弁護士は、死刑囚が自分に何が起きたのかを認識し「怒りと混乱」を感じていると話した。
弁護士は仮釈放のない終身刑に減軽するよう求めている。再執行されるかどうかは今後の回復の程度にもよるとされ、法廷闘争に発展する可能性もある。
州都ナッシュビルの裁判所は7日、注射器や点滴チューブなど失敗した死刑執行に関する証拠の保全を州に命じた。
弁護団は、5日夜の時点で死刑囚がすでに脳死状態になったと考え、間もなく生命維持装置を外されると予測していた。だが、6日になって意識が回復して話し始めたという。
死刑囚は致死薬を注射で2回投与されたが、死亡が確認されず、生存したまま病院に運ばれた。AP通信によると、死刑執行で致死薬を注射されて生存した例は初めてとみられる。











