埼玉新聞

 

AI巡る懸念「偽情報ではない」 教皇、真剣に捉えるべきと反論

  •  フランス訪問からローマへ戻る特別機内で記者会見するローマ教皇レオ14世=28日(ロイター=共同)

     フランス訪問からローマへ戻る特別機内で記者会見するローマ教皇レオ14世=28日(ロイター=共同)

  •  フランス訪問からローマへ戻る特別機内で記者会見するローマ教皇レオ14世=28日(ロイター=共同)

 【ローマ教皇特別機、共同】ローマ教皇レオ14世は28日、人工知能(AI)を巡る懸念について「フェイクニュースではない。真剣に捉えるべきだ」と述べた。懸念を「でっち上げ」とするトランプ米大統領に反論した形。4日間のフランス訪問からローマへ戻る特別機内で記者会見した。

 教皇は5月に「マニフィカ・ウマニタス(偉大な人類)」と題した重要文書の「回勅」を発表し、AI開発を巡って人間の「尊厳」を守る必要性を唱えた。その後も警鐘を鳴らし続けており、フランス訪問中の複数の演説でも問題に触れた。

 記者の質問に「(AIへの懸念で)パニック状態ではなく、夜は眠れている」と冗談めかした一方、AI開発に規制をかけるかどうかに関し、政治指導者や開発関係者を招いて話し合う必要があると語った。「AIが人類を滅ぼす事態にならないよう」取り組み続けなければならないと訴えた。

 米国出身のレオ14世はトランプ氏の批判にこれまでも反論してきた。教皇がイランの核保有を容認しているとトランプ氏が主張した際は「真実に基づいて批判すべきだ」と述べた。

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