埼玉新聞

 

会社役員を逮捕…架空の工事を発注と装い、工事会社に2億円超の損害を与えた疑い 経理担当者に虚偽の請求書を提出、支払いを指示 内縁の妻の口座に振り込ませ、私的に使ったか

  • 【検察庁】さいたま地検=埼玉県さいたま市浦和区高砂

    さいたま地検

  • 【検察庁】さいたま地検=埼玉県さいたま市浦和区高砂

 架空の工事を発注したように装い、県内にある熱絶縁工事の会社に計2億円超の損害を与えたとして、さいたま地検特別刑事部は17日、会社法違反(特別背任)の疑いで、代表取締役の男(55)=加須市=を逮捕した。

 逮捕容疑は、2019年9月ごろから24年10月ごろまでの間、61回にわたり、同社が架空の下請け業者に工事を発注したように装い、外注加工費の名目で同社名義の普通預金口座2口座から男の内縁関係の妻の口座に計約2億4100万円を振り込ませ、損害を与えた疑い。内容を知らない経理担当者に対し、内容虚偽の請求書を提出し、支払いを指示したとみている。

 同地検は認否や認知した経緯を明らかにしていない。振り込まれた金は男が私的に使ったとみられ、詳しい経緯を調べている。

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