埼玉新聞

 

自民党県連の経費を流用の疑い、小谷野県議を書類送検 「党員裏切る行為」 県連は厳正処分求める

  • 【役所】埼玉県議会(議場・人ナシ)

    埼玉県議会議事堂

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 自民党埼玉県支部連合会の経費を私的流用したとして、県警は27日、県連元幹事長の小谷野五雄県議(70)=西8区、日高市=をさいたま地検に書類送検した。県警は書類送検の内容、警察の処分意見を明らかにしていない。

 県連幹事長の小島信昭県議は埼玉新聞の取材に「検察が判断することだが、確実に起訴していただきたい。本人はいまだに否定しているから、それは司法の場でしっかり裁いていただきたい。党に期待する党員を裏切る行為で、いまだに怒りを覚えている」と厳正な処分を求めた。

 今後の対応について、「心を改めて全額を返して、議員辞職をしていただくのが本当は一番いいが、いまだに民事の方でものらりくらりやっている。許されざる行為で、われわれもそういう人だとは思っていなかった。反省と謝罪をしていただきたい」と自身の行為を省みるよう促した。

 県連は2025年11月14日の党紀委員会で、8段階の処分で最も重い除名を全会一致で決めた。所定期間内に再審査請求がなかったとして処分が確定し、県議団も退団した小谷野氏は処分に先立ち、「支出の多くは、いずれも政治活動として正当な目的に基づくもの。一部に日用品が混入したが、故意の私的流用は一切ない」との弁明書を提出していた。

 埼玉新聞の取材に応じたベテラン県議の一人は「福岡で政治とカネが問題になっている中で、書類送検される事態となったことは、埼玉県議会としても残念。信頼回復のためにも目の前の県政課題に全力で取り組む」と、言葉を選びながら話した。

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