埼玉新聞

 

グループ首魁か…指示役やリクルーター、男ら5人を逮捕、再逮捕 宝石店だった建物に強盗の準備をした疑い 埼玉県警・狭山署の特別捜査班、トクリュウ組織の全容解明を進める

  • 【ちなみ】警官=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 【ちなみ】警官=事件事故イメージ

 千葉県内の宝石店だった建物に強盗をするための準備をしたとして、狭山署の特別捜査班は6日までに、強盗予備の疑いで、東京都板橋区泉町、指定暴力団六代目山口組傘下組織幹部で無職の32歳男ら男5人を逮捕、再逮捕した。32歳男は匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の首魁(しゅかい)とみられ、県警はほかにも複数の事件に関与しているとみて組織の全容解明を進めている。

 逮捕、再逮捕されたのは32歳男のほか、東京都板橋区泉町、無職の21歳男、長野県小諸市八満、職業不詳の22歳の男と19歳の男2人。

 逮捕、再逮捕容疑は氏名不詳の者らと共謀し、2月26~27日にかけて、千葉県木更津市の宝石店だった建物に強盗に入る準備をした上で周辺を徘徊(はいかい)するなどした疑い。県警は共犯事件のため認否を明らかにしていない。特別捜査班はこれまでに、このグループによる特殊詐欺事件で、詐欺容疑で32歳男と21歳男らを逮捕していた。

 特別捜査班によると、グループ関係者の20代男性が2月27日、千葉県警に「強盗に入れと言われた」と相談し発覚。埼玉県警が情報を基にグループが使用していた盗難乗用車を春日部市内のコインパーキングで発見し、メンバーらが集合して木更津市へ向かうなどしているのを確認していた。

 グループは、犯行対象の情報を持つ外部の「案件屋」から仕入れて犯行に及んだとみられている。32歳男を介して指示役の21歳男が犯行を指示。22歳の男は実行役を集めるリクルーターだった。

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