トヨタ近社長、部品絞り込み推進 インタビューに「改善余地多い」
2026/07/21/02:00
4月に就任したトヨタ自動車の近健太社長(57)は20日までに長野県茅野市で共同通信などのインタビューに応じ、適正な部品種類の絞り込みを進める考えを示した。費用の使い方と合わせ「改善の余地がたくさんある」と語った。不安定な中東情勢や米関税政策などの逆風を受ける中、稼ぐ力を強化する。
部品の種類が減ると工場のスペースをより効率的に利用でき、生産性や開発速度の向上が期待できる。採算が取れる分かれ目の「損益分岐台数」に関し「今やや高い状況があるので、少し反転させていきたい」と表明した。
生産現場には人工知能(AI)やロボットの活用が広がっていくと見通す一方、新しい工場では「人にしかできないことの価値が高まってくる。生産性とやりがいの観点で人がより中心に来る」と強調した。
国内生産水準は「キープしていきたい」と明言し「日本のものづくり、サプライチェーン(供給網)は非常に重要だ」と訴えた。供給網の維持に向け「サプライヤーと一緒に図面や品質、原価をつくり込んでいく活動を続ける」と説明した。












