埼玉新聞

 

王毅外相、ASEAN会合出席へ 中国、南シナ海の領有権主張

  •  中国の王毅外相

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 【マニラ共同】中国外務省は20日、王毅外相がフィリピンの首都マニラを訪問し、22日の東南アジア諸国連合(ASEAN)の関連会合に出席すると発表した。フィリピンと争う南シナ海の領有権を巡り、王氏はほぼ全域に主権が及ぶとする中国の立場を主張するとみられる。

 9月にワシントンで米中首脳会談が予定されており、地ならしとして王氏が米国のルビオ国務長官と会談するかどうかも焦点の一つ。

 トランプ米政権の関税政策や中東情勢の対応を巡りグローバルサウス(新興・途上国)を中心に懸念が広がる中、中国はエネルギーや人工知能(AI)などの分野でASEAN各国と連携を図っている。王氏は多国間主義の重要性を訴えながら、対米共闘の結束を狙うとみられる。

 国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所が、南シナ海のほぼ全域に主権を有するとする中国の主張を否定する判断を示してから12日で10年を迎えた。中国側は仲裁判断を「拘束力のない紙くず」と断じるなど反対の姿勢を示している。

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