埼玉新聞

 

山陽編をスキップした結果はいかに いきなり合従軍編 映画「キングダム 魂の決戦」【うるおうリコメンド】※解説動画連動

  • (C)原泰久/集英社 (C)2026映画「キングダム」製作委員会

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 中国の春秋戦国時代を描く映画「キングダム」シリーズは、前回4作目「大将軍の帰還」(2024年)で、王騎(大沢たかお)という大スターを失った。今回「魂の決戦」(全国公開中)はどうしたのか…。

 これまでは原作漫画の流れに沿って実写化してきたが、変化を迎えた。山陽の戦いというエピソードをスキップし、秦国と、それ以外の6国による合従軍との戦いへと、一気に歩を進めた。

 山陽編も大切で、そこを飛ばせば、戦いだけでなく、見えずらくなる人間関係もある。しかし、映画製作陣は「1年に1本しか世に送り出せないクオリティーで作っているので、キャストの年齢も考えると、ここで(合従軍編で人気が高い)函谷関の戦いをやるべき」と判断した。

 軍勢、秦軍20万、合従軍50万。壮大なスケールのみならず、つわもの、切れ者、変わり者、新登場の武将がこれでもかと終結する。もうもうと砂煙を上げ敵陣へ突き進む馬群、荒ぶる武将の激突。熱と鼓動が最高点に達する。

 だが、上がりっぱなしにはしない。静寂に浸らせる場面が必ずある。主人公・信(山崎賢人)と、ある将軍が酒を酌み交わす夜。あるいは、信と同世代の若き武将(志尊淳)が、圧倒的武力を誇る将軍である父と言葉を交わす、つかの間…。

 山陽編をスキップしたとはいえ、2時間14分の今作で進めた歩はわずか。早く続きが見たい。中華統一を目指す秦国王(吉沢亮)と、天下の大将軍を目指す信。実写映画シリーズは一体どこまで描いてくれるのか、期待と心配を抱えながら、1年の我慢が始まる。

 今作の詳しいレビュー動画をYoutube「うるおうリコメンド」(うるりこ)でご覧になれます。映画とあわせてお楽しみください。(共同通信)

▼レビュー編動画URL

https://youtu.be/WXFVXY30Mjk

映画「キングダム 魂の決戦】2026年7月17日(金)公開

・出演:山☆(崎の大が立の下の横棒なし)賢人

吉沢亮 橋本環奈 清野菜名 満島真之介 岡山天音

志尊淳 神尾楓珠 結木滉星 三吉彩花 三山凌輝 山下美月 / 蒔田彩珠

山田裕貴/坂口憲二

豊川悦司

髙嶋政宏 要潤 加藤雅也 高橋光臣 平山祐介 一ノ瀬ワタル 佐久間由衣 勝矢

坂東彌十郎 橋本さとし 笹野高史 谷田歩 中村蒼 田中圭 斎藤工

玉木宏/佐藤浩市

小栗旬

・原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)

・監督:佐藤信介

・脚本:黒岩勉・原泰久

・音楽:やまだ豊

・主題歌:米津玄師「夜鷹」

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