埼玉新聞

 

サッカー日本代表・鈴木彩艶、さいたま市役所を表敬…市のスポーツ特別功労賞に W杯で全4試合にフル出場 浦和区で育ったGK、市民らの応援に感謝 4年後のW杯の舞台へ意欲「引き続き温かいサポートを」

  • さいたま市民に地元愛を語る鈴木彩艶

    さいたま市民に地元愛を語る鈴木彩艶=17日午前11時ごろ、さいたま市役所

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 サッカーワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会に出場した日本代表のGK鈴木彩艶(23)=さいたま市出身=が17日、市役所を表敬訪問し、清水勇人市長から「市スポーツ特別功労賞」を受け取った。W杯では全4試合にフル出場し、数々のスーパーセーブでサムライブルーの快進撃に貢献した。「期間中は本当にたくさんの応援をいただき、励みになった。結果は残念だったが、将来に向けて非常にいい経験となり、今後、もっと高いステージを目指していきたいと思えた」と市民らの前で感謝の気持ちを伝えた。

 午前11時ごろ、スーツ姿の鈴木彩が本庁舎1階ロビーに到着すると、来庁を心待ちにしていた大勢の市民らは、大きな拍手と歓声でW杯の健闘を祝福した。市職員から花束を受け取ると「僕はさいたま市で育ち、本当にこの地に誇りを持っている。これからも皆さんに良い競技を届けていきたいので、引き続き温かいサポートをお願いします」と地元愛を語った。

 同市浦和区で育った鈴木彩は、市立大東小、市立木崎中を卒業。浦和ユース在籍中の2019年2月に浦和とクラブ史上最年少(16歳5カ月)でプロ契約を締結し、24年7月からはイタリアのパルマで活躍している。

 市長らとの対談の場では、大東小児童によるメッセージ動画が放映された。「W杯、たくさんの感動ありがとうございました」と6年生の元気いっぱいな感謝の言葉を聞いた鈴木彩は目を輝かせながら、「僕自身も海外で活躍し、もっともっとみんなに勇気を与えられるように頑張っていきたい」と誓った。

 清水市長に「今回のW杯で一番印象に残っているプレーは」と問われるとブラジル戦(日本時間6月30日)で見せた相手FWビニシウスのシュートを指先で触れて防いだ後半13分のプレーを挙げた。「チームを助けられたという実感もあったので、非常に印象に残っている。同時に、最後の最後で失点してしまったので、あのような場面を守り切り、チームの最後の砦(とりで)として活躍できるようになりたいと、強く思えた試合だった」と振り返り、4年後に再びW杯の舞台に上がる意欲を見せた。

 市民に感銘を与えたスポーツ人に贈られる同賞は、04年度に創設され、鈴木彩は93人目の受賞者。サッカーのまちづくりが盛んな同市では、これまでサッカー選手・監督計47人が選出されており、前回のW杯カタール大会が行われた22年12月には、当時の日本代表で磐田の川島永嗣(浦和東高出)と元浦和の酒井宏樹が受賞している。

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