埼玉新聞

 

全員を正答に…埼玉県の教員採用試験、問題に混乱を招く選択肢が含まれる 誤答の一つに改正される前の基準が記される 受験者から指摘され判明 同様の選択肢を含む出題、さいたま市の試験でも

  • 【ちなみ】教室=イラスト

    教員採用試験で混乱を招く選択肢

  • 【ちなみ】教室=イラスト

 県教育局は9日、5日に実施した2027年度県公立学校教員採用選考試験で、受験者を混乱させる選択肢を含む出題があったとして、当該問題について受験者全員を正答とすると発表した。

 教職員採用課によると、学校環境衛生管理マニュアルに関して、四つの選択肢から適切でないものを選ぶ設問の誤答の一つに、教室などの望ましい温度について、22年度に改正される前の学校環境衛生基準が記されていた。7日に受験者からの指摘があり、判明したという。

 受験者は養護教員を志し、一般選考、臨時的任用教員経験者特別選考A選考、セカンドキャリア特別選考、大学3年生チャレンジ選考通過者特別選考で受験した291人。今後の対応について、同課は「教育局内でのチェック体制を一層強化し、再発防止を図る」とした。

 また、さいたま市教育委員会によると5日実施の27年度採用さいたま市立学校教員採用選考試験(第1次試験)でも、養護教員を志願する受験者38人に対し、同様の選択肢を含む出題があった。当該問題について、受験者全員を正答とするという。同試験の筆答問題は、県教育局と合同で作成している。

ツイート シェア シェア