埼玉新聞

 

米欧、持続可能な同盟を模索 トルコでNATO首脳会議

  •  7日、トルコ・アンカラでNATOの新たな兵器調達を発表するルッテ事務総長(共同)

     7日、トルコ・アンカラでNATOの新たな兵器調達を発表するルッテ事務総長(共同)

  •  7日、トルコ・アンカラでNATOの新たな兵器調達を発表するルッテ事務総長(共同)

 【アンカラ共同】米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議が7日、トルコの首都アンカラで始まった。8日まで。米国が自国の負担が重すぎるとして欧州防衛への関与を低下させる中、各国の防衛関連支出を国内総生産(GDP)比5%に増やす目標に向けた進展を確認する。NATOのルッテ事務総長は、長期持続可能な同盟を目指す考えだ。

 トランプ米大統領は7日、アンカラ入りし、対イラン攻撃で他のNATO加盟国から協力を得られず「非常に失望した」と記者団に不満を表明した。デンマーク自治領グリーンランドは「米国が領有すべきだ」と改めて主張し、在欧州米軍を「全て撤収させることもできる」と述べて強硬姿勢を示した。

 ルッテ氏は6日の記者会見で、欧州の加盟国とカナダの2025年の国防費が前年比で2割増となり、インフラなどを合わせた防衛関連支出の総額は「既にGDP比で約4%になっている」と指摘。目標設定からわずか1年で、欧州諸国が米国と同等の責任を分担する方向に進んでいると主張した。

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