埼玉新聞

 

伊藤若冲の絵巻物、重ね塗り? 顔料分析、技術の一端判明

  •  伊藤若冲の絵巻物「果蔬図巻」の一部(福田美術館提供)

     伊藤若冲の絵巻物「果蔬図巻」の一部(福田美術館提供)

  •  伊藤若冲の絵巻物「果蔬図巻」に描かれたモモ(左)を「元素マッピング」した画像(奈良文化財研究所提供)

     伊藤若冲の絵巻物「果蔬図巻」に描かれたモモ(左)を「元素マッピング」した画像(奈良文化財研究所提供)

  •  伊藤若冲の絵巻物「果蔬図巻」の一部(福田美術館提供)
  •  伊藤若冲の絵巻物「果蔬図巻」に描かれたモモ(左)を「元素マッピング」した画像(奈良文化財研究所提供)

 江戸時代の画家伊藤若冲の絵巻物「果蔬図巻」について、所蔵する福田美術館(京都市)と奈良文化財研究所は30日、科学分析の結果、描かれた果物が重ね塗りで表現されている可能性があることが分かったと発表した。顔料に含まれる元素の密度を濃淡で示す「元素マッピング」で判明。若冲の色彩表現について技術的特徴の一端が明らかになったとしている。

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