駅の学園口に広場や道路を整備 埼玉・毛呂山 東武越生線の川角駅 周辺には複数の大学や高校 利用する学生や住民の安全を確保
毛呂山町は同町下川原にある東武越生線川角駅学園口の周辺整備について、駅前広場やアクセス道路の工事を2026年度から本格化させる方針を決めた。同駅周辺には複数の大学や高校があり、整備によって駅を利用する学生や住民の交通安全を確保していく。井上健次町長は24日の会見で、整備工事について「大学の協力や地権者からの同意を得て進む。非常に整備効果が高い道路改良になる」と述べた。
町は3月2日開会の町議会定例会に26年度の事業費2億7027万円を提案する。
川角駅周辺には城西大や日本医療科学大、明海大などが立地し、学生や職員らが駅を利用する。東武鉄道によると同駅の24年度の1日当たり平均乗降者数は1万1886人と、越生線の駅で最も多い。
町によると同駅学園口改札前は、平日の学生が多い午前8~9時の1時間で約2300人が通行する。日本医療科学大の学生は東から町道を通学に利用し、城西大や明海大の学生は西から複数の既存の町道を利用するケースが多いという。
駅前に整備される広場は2100平方メートル。町営バスの乗降場やタクシープールなどを設置する。アクセス道路は広場と南側の町道をつなぎ、延長210メートル。片側1車線で、車道部分7メートル、歩道部分2・5メートルとなる。
事業用地は今年3月で取得を完了する見通し。埋蔵文化財の試掘調査後、6月町議会での工事契約の議決を経て整備工事に着手する。駅前広場とアクセス道路の工事期間は27年3~6月ごろを予定し、広場と道路が完成した段階で一部供用を行う。歩道や排水路整備なども含め、27年8月に全てを完成させる予定だ。
整備に当たっては城西大、城西医療学園(日本医療科学大)、明海大から26~27年度に計1億1400万円が指定寄付される予定という。
町は今月8日に東公民館で住民説明会を開催し、工事の概要やスケジュールを説明した。まちづくり整備課は「安全・安心な駅前空間が整備されることで、店舗の立地など地域の活性化につながる」としている。










