埼玉新聞

 

意識不明…刺された男性死亡 襲って通報した男、法廷で認める 生活支援施設で暮らした2人 弁護士「男は困っている人を見過ごせない性格」 男性に金を貸した男、パチンコに使われ激怒…その後、問い詰め刺したか

  • 【裁判所】さいたま地裁=さいたま市浦和区高砂

    さいたま地裁=さいたま市浦和区高砂

  • 【地図】新座市

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  • 【裁判所】さいたま地裁=さいたま市浦和区高砂
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 新座市の生活支援施設で昨年6月、同施設に住んでいた男性=当時(48)=を刃物で刺して死亡させたなどとして、殺人の罪に問われた、無職の男(29)=新座市=の裁判員裁判の初公判が10日、さいたま地裁(江見健一裁判長)で開かれ、男は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 冒頭陳述で検察側は、男は、貸した金を男性がパチンコに使用していたことに嫌悪感を抱いていたと説明。男は財布から金を取られたと思い、男性を問い詰めたが否定され「殺意を持って包丁で被害者を突き刺した」と指摘した。

 弁護側は、「男は困っている人を見過ごせない性格」と説明。男性に金を何度か貸していたが、パチンコなどに使用されたことで強い怒りを抱き、犯行に及んだと主張した。

 起訴状などによると、男は昨年6月5日午後3時45分ごろ、新座市栗原の生活支援施設に住んでいた男性の腹部などを包丁で多数回突き刺し、死亡させたとされる。

■殺人未遂の疑い「お金のことで口論」(以下、2025年6月10日配信の記事)

 新座市の生活支援施設で男性が包丁で刺され死亡し、施設に入居する男が逮捕された事件で、新座署は8日、死亡した男性は同じ施設に入居する無職男性(48)と発表した。

 同署は5日、殺人未遂の疑いで、無職の男(29)を逮捕。「お金のことで口論になった」などと供述したという。

■施錠できる4部屋で4人が生活(以下、2025年6月7日配信の初報記事)

 生活支援施設で男性を包丁で刺したとして、新座署は5日、殺人未遂の疑いで、新座市栗原、無職の男(29)を逮捕した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。同署は男性の身元の確認を進め、遺体を司法解剖して死因や動機を調べる。

 逮捕容疑は5日午後3時半ごろ、同施設に住む40代男性の部屋で、男性の上半身を所持していた文化包丁で数回突き刺すなどして、男性に全治不詳の傷害を負わせた疑い。

 同署によると、5日午後3時45分ごろ、男から「金銭トラブルで人を刺した」などと110番があった。署員が施設に駆け付けたところ、男性が1階の部屋で意識不明のまま倒れていた。現場にいた男に事情を聴き、施設内の包丁で刺したことを認めたため逮捕した。

 同施設は一戸建ての住宅を改造した支援施設で、1、2階の鍵のかかる4部屋にそれぞれ4人が入居。被害者の男性は1階、男は2階に居住していた。

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