埼玉新聞

 

五輪に3大会連続出場、日本選手権では7度優勝…陸上女子競歩・岡田久美子選手、上尾市長に引退を報告 振る舞われたケーキに笑顔「最近はスイーツもバクバク食べてます」

  • 畠山市長(右)から花束が贈られた岡田久美子選手

    畠山市長(右)から花束が贈られた岡田久美子選手=上尾市役所市長公室

  • 畠山市長(右)から花束が贈られた岡田久美子選手

 女子競歩界の第一人者として活躍してきた上尾市出身の岡田久美子選手(34)が、夫でコーチの森岡紘一朗さん(40)とともに畠山稔市長を表敬訪問した。昨年11月に現役引退を発表した岡田選手は「これからは指導者として次の世代を育てたい」と新たな道に進む決意を報告した。

 岡田選手は市立芝川小、東中を卒業後、熊谷女子高に進学し競歩を始めた。日本選手権20キロ競歩で7度優勝、世界選手権は6大会連続で代表入りした。五輪には2016年のリオデジャネイロから3大会連続出場。24年のパリ五輪で新採用種目の男女混合競歩リレーに出場し、8位入賞の成績を収めた。08年に市栄誉賞、25年に市功労賞を受賞。19年からはキラリ☆あげおPR大使として市民体育祭などのイベントに参加、上尾のPR活動に貢献している。

 岡田選手は「20年間競歩一筋で頑張ってきた。市民の皆さまの応援が力になった。心残りとしてはメダルを取れなかったこと。今後は指導者として女子競歩界を盛り上げる存在になりたい」とあいさつ。3月で富士通を退社することも明らかにした。

 畠山市長は「長きにわたる現役生活お疲れさまでした。市民に大きな感動と希望を与え、挑戦することの大切を教えてくれた」とこれまでの活躍に敬意と感謝を示し、「寂しさもあるが、門出を心から喜びたい」と激励した。

 歓談では「岡田さんおつかれさま」と書かれたショートケーキが振る舞われた。岡田選手は「最近はハードルが下がり、スイーツもバクバク食べてます」と笑顔で話した。

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