埼玉新聞

 

JR川口駅近くに新たな文化拠点…川口市立美術館が完成 レストランなども開設 9月にグランドオープン

  • 建設工事完了を祝い行われたテープカット

    建設工事完了を祝い行われたテープカット=24日午前、川口市川口3丁目の川口市立美術館

  • 建設工事完了を祝い行われたテープカット

 川口市川口で整備が進められていた市立美術館の建設工事が完了し、竣工(しゅんこう)式が24日、関係者らが出席して行われ、市の新たな文化拠点の完成を祝った。今後、美術作品を安全に展示するために館内環境を整える「枯らし期間」に入り、今年9月にグランドオープンする。

 川口市立美術館はJR川口駅西口の川口リリア西側隣接地に開館する。階数は地上2階、地下2階、塔屋1階。受付がある2階には公共空間となる「アトリウム」や展示室1、2、多目的室、ミュージアムショップ、レストランが開設する。建設工事は2024年3月から行われてきた。

 奥ノ木信夫市長は「独創的なデザインの素晴らしい美術館。多くの市民が集い、交流し、多彩な文化芸術を享受し、創造する施設であり続け、特に未来を担う子どもたちには、本物を実際に見て体感することで豊かな感受性や人間性を育み、未来を生き抜く原動力としてほしい」とあいさつ。

 建畠晢館長は「美術館は市民社会という海に浮かぶ船のようなもの。市民社会からの揚力が働かなければ、船は座礁してしまう。門戸を開き、若い世代を育て、アートに関心を持ってもらい、ここから育っていく機運を醸成したい」と話した。

 同館では今後、開館へ向け館内ツアーやレクチャー、ワークショップを実施。7月には展覧会「世界の蝶々」、グランドオープンの9月には開館記念特別展・蜷川実花展の開催を予定している。

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