埼玉新聞

 

駐車場の跡地に複合施設…庁舎と図書館が一体化した新庁舎 2028年1月の開庁を目指す 埼玉・伊奈 建設工事が本格的に開始

  • 伊奈町役場新庁舎のイメージ図

    伊奈町役場新庁舎のイメージ図

  • 【地図】伊奈町(背景薄緑)

    伊奈町の位置

  • 伊奈町役場新庁舎のイメージ図
  • 【地図】伊奈町(背景薄緑)

 2028年1月に開庁を目指す埼玉県伊奈町の新庁舎建設工事が本格的に開始した。庁舎と図書館が一体化した新庁舎は、「伊奈の結び目」をコンセプトにし、町民に開かれた複合施設となる。

 新庁舎の建設予定地は、現庁舎に隣接した駐車場跡地で、敷地面積は約1万1000平方メートル。4階建て本庁舎(延べ床面積7700平方メートル)と2階建て別棟(同約760平方メートル)のいずれも鉄骨造り。

 新庁舎は、庁舎機能に加えて1階に観光協会が入り、にぎわい拠点の「伊奈ギャラリー」と開放的な大階段が設置される。屋外広場「ソトニワ」と連携し、さまざまなイベントを通して、町民の情報と活動の「結び目」となる。2階は図書館、4階に町議場などが設けられ、屋上には展望できる塔屋階が整備される。別棟には、倉庫や会議室などが入る予定。

 現在の庁舎は1973年に建設。2012年に耐震性の不足が指摘されて以来、補強工事などを検討してきたが、19年、町長の諮問機関「町整備事業行政改革推進会議」の答申を踏まえ整備事業の検討を開始した。

 21年、基本計画を策定、23年にはDB(設計施工一括)方式で施工業者を選定し、基本設計に着手、町民ワークショップ開催を経て、25年に実施設計が策定された。総整備費は約61億円。

 現庁舎は新庁舎完成後に解体。外構工事を行い、28年9月には、駐車場や広場として利用できるようになる。

 16日に行われた起工式で、大島清町長は「町民の強い願望だった図書館を併設した複合型の新庁舎の建設が、本日からスタートする。誰もが利用しやすく、居心地の良い、次世代につながる新庁舎を実現したい」とあいさつした。

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