中国、台湾近海に長距離弾 連日の包囲演習、封鎖重点
2025/12/30/05:07
【北京、平潭共同】中国軍は30日、台湾を包囲する海空域で2日連続となる軍事演習を実施した。主要港を封鎖し台湾を制圧する実戦能力を重点的に検証。地上から台湾近海にロケット弾を発射する長距離火力実弾射撃を実施し、全て目標に命中したと発表した。台湾対岸の中国福建省福州市平潭では爆音とともに複数の飛行体が上空に発射された。
中国は独立派と見なす台湾の頼清徳政権を日米が後押ししているとみて不満を募らせ、軍事圧力を強化した。頼総統は「責任ある大国とは言えない」として、台湾を威嚇する中国を批判した。
中国軍は台湾を取り囲む五つの海空域を演習区域に指定し、船舶や航空機が入らないよう事前通告。台湾交通部(交通省)によると、30日に台湾と各国を結ぶ航空便の利用客で影響を受けたのは10万人以上とみられる。
中国軍で台湾方面を管轄する東部戦区は30日の演習として、軍用車両からロケット弾が次々と発射され台湾北部海域に着弾する動画を公開した。平潭では2022年に中国軍が台湾周辺演習でミサイルを発射した際も爆音や光が確認された。












