バイパスが開通…関越道のIC付近や新幹線駅周辺へ、アクセスや歩行者の安全性が向上 深谷と本庄を結ぶ幹線道路、6キロ区間が全て完成 円滑な交通を確保、地域活性化にも期待
2025/12/21/09:40
深谷市の花園地区と本庄市の本庄児玉インターチェンジ(IC)付近を結ぶ幹線道路の主要地方道花園本庄線バイパスが20日に開通した。本庄早稲田駅周辺へのアクセスや歩行者の交通安全性の向上、円滑な交通の確保による地域活性化の促進が期待される。
開通したのは深谷市後榛沢地区から本庄市北堀地区までの延長約2・8キロ区間で、2009年度に着手し、事業費は約44億円。県をはじめ、深谷市と本庄市で整備を進めていた深谷市榛沢新田地区から本庄市西富田地区までの延長約6キロ区間が全て完成した。
同日は午前10時から、カミケンシルクドーム(本庄総合公園体育館)で開通記念式典が開催され、大野元裕知事は「走行時間が短縮し、交通安全性も向上する。今後も真に必要な道路の整備を進めたい」とあいさつした。地権者へ感謝状を贈呈した後、テープカットや祝賀パレードも行われ、午後3時から開通した。










