東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事の影響で陥没した道路などの地盤補修期間が、来年12月まで1年程度延びる見通しとなった。年内に終える予定だった。補修期間の延長は2回目。東日本高速道路が20日、明らかにした。補修工事用地の確保が難航し、作業が遅れていることなどを理由に挙げた。
陥没は2020年10月に東京都調布市で発生。同社は23年8月からトンネル区間の真上に位置する区域で地盤の補修を始めた。当初は24年12月の補修完了を目指していたが作業が進まず、補修期間を今年12月まで1年延長していた。