<高校駅伝>悲願の初出場…北関東枠で決めた都大路 「憧れの場所で」心弾ませ見据えるレース 歓喜の涙から1カ月、仕上げは万全 全国大会、あす21日号砲 女子・春日部女チーム紹介
2025/12/20/12:55
男子第76回、女子第37回全国高校駅伝は21日、たけびしスタジアム京都発着コース(男子=7区間42・195キロ、女子=5区間21・0975キロ)で各都道府県の予選を勝ち抜いた男女各47校と、男女の各地区代表11校が参加して行われる。埼玉からは男女で県予選を制した埼玉栄と、北関東枠(埼玉、茨城、栃木、群馬)で女子の春日部女が出場。男子の埼玉栄は9年連続45度目、女子の埼玉栄は3年連続29度目、春日部女は初の挑戦となる。スタートは女子が10時20分、男子が12時30分。県勢3チームを紹介する。
■平常心で楽しく挑戦/女子・春日部女
2年連続で関東大会に進んだ春日部女は北関東枠で悲願の都大路初出場を決めた。歓喜の涙から1カ月がたち、万全の状態に仕上げてきた。照沼監督は「順位を気にすると自分たちの力を出せなくなる。笑顔で楽しく走る」と平常心を貫く。
チーム唯一の3年生で主将の荒井を5区に置き、先輩を慕う後輩たちがレースをつくる。1年生の1区中村は来年1月に行われる全国都道府県対抗駅伝のメンバーに選ばれた。心肺機能が高く県予選では2区を走り、区間2位と快走した。
ロードに強いエース大杉が2区で順位を上げ、3区市橋はスピードを生かしたい。県予選、関東大会で控えだった久下が4区を務める。荒井は「全員がまとまっている。憧れの場所でチームを引っ張っていく」と心を弾ませレースを見据えた。










