埼玉新聞

 

<高校駅伝>県予選を3連覇、関東は2年連続2位 前回、達成できなかった目標…厚い選手層で狙う5位入賞「最後は笑顔で終わりたい」 全国大会、あす21日号砲 女子・埼玉栄チーム紹介

  • 充実した戦力で5位入賞を狙う女子の埼玉栄

    充実した戦力で5位入賞を狙う女子の埼玉栄

  • 充実した戦力で5位入賞を狙う女子の埼玉栄

 男子第76回、女子第37回全国高校駅伝は21日、たけびしスタジアム京都発着コース(男子=7区間42・195キロ、女子=5区間21・0975キロ)で各都道府県の予選を勝ち抜いた男女各47校と、男女の各地区代表11校が参加して行われる。埼玉からは男女で県予選を制した埼玉栄と、北関東枠(埼玉、茨城、栃木、群馬)で女子の春日部女が出場。男子の埼玉栄は9年連続45度目、女子の埼玉栄は3年連続29度目、春日部女は初の挑戦となる。スタートは女子が10時20分、男子が12時30分。県勢3チームを紹介する。

■実力十分、序盤に前へ/女子・埼玉栄

 女子の埼玉栄は県予選を3連覇。関東大会では2年連続で2位に入り、実力は十分だ。田村監督は「前回は5位を目標にしていたが達成できなかった。昨年と同じ目標に向かって3区が始まるまでに3位につけていきたい」と力を込めた。

 上位進出の鍵を握るのはエース福山。来年1月に行われる世界クロスカントリー選手権の20歳以下(U-20)日本代表に選出された。各校のエースが集まる1区での起用が予想される。2区はスピードのある松浦の走りで勢いを加速させたい。

 留学生が多くエントリーする3区は久保田が担い、前を行く選手を追う粘り強さを発揮したい。4、5区は、斉藤、菅原、川上、永井と候補が複数いるなど、選手層は厚い。福山は「万全の状態で臨み、最後は笑顔で終わりたい」と誓った。

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