埼玉新聞

 

携帯電話で話しながらATM操作する女性…詐欺疑い声をかけると「お金が戻ってくると言われ、お金を振り込んだ」 110番した会社員の女性 被害を未然に阻止

  • 坂内信之署長(右)から感謝状を受け取る田島翔子さん=16日、本庄署

    坂内信之署長(右)から感謝状を受け取る田島翔子さん=16日、本庄署

  • 坂内信之署長(右)から感謝状を受け取る田島翔子さん=16日、本庄署

 本庄署は16日、特殊詐欺の被害拡大を防いだとして、上里町在住の会社員田島翔子さん(41)に感謝状を贈った。

 同署によると、11月11日午後0時45分ごろ、町内の無人ATMで、70代女性が携帯電話で話しながらATMを操作していた。田島さんは特殊詐欺を疑って声をかけると、女性が「お金が戻ってくると言われ、お金を振り込んだ」などと話したため、110番するなどして、特殊詐欺の被害拡大を防いだ。女性が約50万円を振り込んだ口座は止められ、引き出されなかった。

 坂内信之署長から感謝状を受け取った田島さんは「声をかけてよかった」と話した。

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