埼玉新聞

 

ショック…無職の妻“6102万円”を失う 知り合った男性からメッセージ「裏で操作されています」、信じて送金 利益を引き出そうとして異変 夫に相談し詐欺発覚 2カ月間に何度も送金していた55歳

  • 【ちなみ】パトカー2=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 【地図】さいたま市緑区

    さいたま市緑区の位置

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  • 【地図】さいたま市緑区

 埼玉県警浦和東署は17日、さいたま市緑区の無職女性(55)が交流サイト(SNS)型詐欺で、暗号資産約6102万円相当をだまし取られたと発表した。

 同署によると、6月11日から10月28日までの間、SNSを通じて知り合った男性を名乗る人物から「株は値動きが激しくてリスクも大きいし、裏で操作されています」「取引が完了すればすぐに送金できるので、資金の流動性も高いです」などとメッセージがあった。信じた女性は8月29日から10月28日までの間、現金を暗号資産に両替し、インターネットバンキングを使用して7回にわたって容疑者が指定する口座に送金した。

 投資の利益を引き出そうとしたところ、利益に対する所得税などの経費が必要とされ、不審に思った女性が同居する夫に相談。10月30日に夫が「妻が投資詐欺に遭ったかもしれない」と署に通報した。

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