埼玉県警狭山署は16日、狭山市のパート女性(71)が現金6208万円をだまし取られる投資詐欺被害に遭ったと発表した。
署によると、女性はインターネット上の広告をクリックし、7月中旬~11月中旬ごろ、交流サイト(SNS)を通じて「サイト上の機関口座のお金を運用して、投資や入出金ができる」「IPOの抽選に当選すれば、ほぼ利益が確定する」などとメッセージを受け取った。
信じた女性は21回にわたり、インターネットバンキングで指定された口座に計6208万円を振り込んだ。親族に借金を申し入れた際に警察に相談するよう助言され、長女と共に署を訪れて被害が発覚した。