埼玉新聞

 

<J2大宮>下克上狙う昇格プレーオフ、あす7日に準決勝 敵地で千葉と 今季の対戦成績は1勝1敗 大宮と千葉の監督と主将、共同でオンライン会見 主将のDF市原「サポーターを笑顔にする」

  • J2プレーオフを前に意気込みを語る(右上から時計回りに)大宮の宮沢監督、DF市原、千葉のDF鈴木、小林監督

 J2大宮と千葉は5日、7日に行われるJ1昇格プレーオフ準決勝(13時・フクアリ)に向けて共同でオンライン会見を行った。

 大宮は11月23日のホーム最終戦となった徳島戦、同29日のアウェーの最終節・山口戦で先制しながらも競り負け2連敗。18勝9分け11敗の6位でシーズンを終え、3~6位まで出場権が与えられるプレーオフ進出を決めた。

 対する千葉はリーグ20勝9分け9敗の3位。今季の両チームの対戦成績は1勝1敗。大宮の宮沢監督は「一発勝負の決戦。魂を込めて戦う。6位からチャレンジャー精神で全力を尽くす」と力を込めた。

 シーズン上位がホームで戦い、千葉は引き分けでも決勝進出となる。リーグ全体で2位タイの失点数の相手に対し、宮沢監督は「アグレッシブに挑み、力をぶつけていきたい」とJ3から2季連続昇格へ向け、気を引き締めた。

 下克上を狙う大宮の主将でDF市原は「J1昇格を目標にここまで来た。J3に落ちても応援してくれたサポーターを笑顔にする」と6位という順位をポジティブに捉え、アウェーでの試合に臨む。

 千葉の小林監督は「難しい試合になる。総力を挙げた戦いになると思っている。相手をリスペクトして戦う」と話し、DF鈴木は「ホームで最高の雰囲気の中、決勝戦という気持ちで挑む」と意欲を見せた。

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