埼玉新聞

 

FRB議長人事巡り投資家が懸念 過度に利下げを不安視

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 【ワシントン共同】英紙フィナンシャル・タイムズは4日、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長候補として国家経済会議のハセット委員長が浮上していることを巡って、債券投資家が米財務省に懸念を示したと報じた。トランプ大統領を喜ばせるために過度に利下げをする可能性を不安視しているという。

 米財務省は先月、銀行や資産管理会社などからFRB議長候補について意見を求めたという。

 ハセット氏はトランプ氏との関係が近いことから、経済の動向よりも利下げを望むトランプ氏の意向を優先しかねないとの観測が出ている。

 パウエル議長の任期は5月まで。トランプ氏は来年初めに議長人事を発表すると表明している。

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