埼玉県警交通指導課などは2日までに、道交法違反の疑いで、草加市の自営業男（34）と、同市の会社員女（53）を逮捕した。

　男の逮捕容疑は今年7月21日、朝霞市内の交差点で準中型貨物車を運転していた際、一時停止をしなかった疑い。また、女の逮捕容疑は9月15日、普通貨物車で八潮市の市道を運転していた際、制限速度30キロを29キロ超える59キロで運転した疑い。

　同課によると、男は9千円、女は1万8千円の反則金を支払わず、呼び出し通知を複数回交付するなど再三の出頭要請にも応じなかったため、11月に逮捕した。「仕事が忙しかった」などと供述しているという。

　反則金未納による逮捕者は今年に入り11人に上った。県警は「逃げ得は絶対に許さない」としている。