埼玉新聞

 

豪雨孤立の邦人7人避難 インドネシア、死者6百人

  •  1日、インドネシア北スマトラ州で、捜索活動に当たる人々(AP=共同)

     1日、インドネシア北スマトラ州で、捜索活動に当たる人々(AP=共同)

  •  1日、インドネシア北スマトラ州で、捜索活動に当たる人々(AP=共同)

 【ジャカルタ共同】インドネシア・スマトラ島のアチェ州で豪雨により孤立状態になっていた日本人8人のうち7人が1日、小型機で救出され北スマトラ州の州都メダンに避難した。日本外務省が明らかにした。残りの1人は食料など物資確保のめどが立ち、希望により残留した。8人の健康状態に問題はない。一方、インドネシア国家災害対策庁は、豪雨によるスマトラ島の死者数が600人を超えたと発表した。

 アチェ州では日本の政府開発援助(ODA)で水力発電所建設事業が進められており、施工管理を担う建設コンサルタント大手の日本工営によると、日本人8人は同州タケンゴンに滞在していた。うち5人が日本工営の社員らという。

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